1月11日(土)に天海祐希さんら豪華キャストが出演するドラマ『トップナイフー脳外科医の条件ー』第1話が放送されましたね!
脳外科医を描いた物語ですので、脳腫瘍の患者の手術がドラマ内で放送されましたが、なんと『脳腫瘍だと思って摘出手術を行ったが、摘出されたのは腫瘍ではなく、サナダムシの卵だった』ということです。
まさかそんな展開とは思っても見なかったので、サナダムシって何ぞや?なんで脳におるの?など疑問点が多くありました。
実際そんなことってあるのでしょうか?制作側の作り話ではないのか?と思って調べてみたところ、なんと実例があったのです!!( ゚Д゚)
そこで、トップナイフ1話で描かれたサナダムシの卵が本当に脳にまで寄生するのか?原因を探りながら実例も紹介していきたいと思います。
最後までよろしくお付き合いくださいね!!
目次
トップナイフ1話サナダムシの卵摘出で脳腫瘍ではない?
医療系でシリアスもありつつ、少し笑いも入ってておもしろい。
腫瘍のせいで性格が変わったかもしれないって手術したけど、脳腫瘍じゃなかったんだよね?
結局その後あの家族どうなったんだろう。
研修医が診断ミスしたのも黒岩先生が手術してくれて一件落着で終わりでいいの?#トップナイフ
第1話— いち (@ichi1_1ihci) January 11, 2020
トップナイフ第1話では脳腫瘍と診断された男性が深山(天海祐希)さんの勤務する東都総合病院に入院してきます。
最初は黒岩(椎名桔平)が手術を執刀するはずだったのですが、もっとちゃんと診てくれる医者にお願いしたいという男性患者の妻の要望から、深山が手術を執刀することに・・・。
しかし、この男性患者には妻と男の子と女の子一人づつがいるのですが、この父親は昔は温厚で優しい人物だったそうです。
それが、事業に成功しお金が手に入るようになると、酒や女やギャンブルなどに走り、典型的な天狗経営者に・・・。
そして、家族にも暴力を振るうようになっていきます。
典型的なDV夫だった患者が、ある日脳腫瘍が見つかり病院に入院すると、以前のような優しい夫・父親になったのです。
妻は手術によって脳腫瘍が無くなってしまうと、また以前のDVが繰り返されるのでは?という恐怖から、手術はしないで欲しいと深山に懇願します。
しかし、そこは医者ですから患者をこのまま放っておくことは出来ず、結局、摘出手術が行われました。
実際に頸椎に出来た腫瘍を切除してみると、それは腫瘍ではなくサナダムシの卵だったのです!!Σ(・□・;)
父親は脳腫瘍が発見される前にベトナム旅行に出かけていて、その時に寄生されたようです。
切除したことによって、性格が今後どのように変化するのかは誰も分かりませんでしたが、テレビを見た限りでは、腫瘍だと思っていたものを切除しても、温厚そうな、家族が知る優しい父親のままだったようです。
しかし、疑問なのは、なぜサナダムシがベトナム旅行によって父親の中に寄生を始めたのか?そしてなぜ脳まで達することができたのか?
実際にそんな症例(実例)は存在するのでしょうか?
トップナイフ1話サナダムシの寄生原因や実例は?
トップナイフの第1話、「サナダムシの卵がそんな大きいことある…??」って思ってたけど不勉強なのは芹の方でした……… pic.twitter.com/R9s8h8mYV2
— 芹🐶💉🚑 (@demnarf_ires) January 12, 2020
サナダムシの寄生実例は2例報告されていますが、それはいったいどこでなのでしょうか?日本だったらちょっと嫌ですね(゚Д゚;)
しかし、意外とサナダムシに感染している場合が多く見受けられるんです。
サナダムシが寄生は何が原因となるのでしょうか?まずはこちらから調査していきたいと思います。
サナダムシの寄生原因は?
サナダムシとは寄生虫の1種で、寄生虫関連の食中毒の原因とされています。
サナダムシは条虫と言われています。
これは成虫の形が真田紐に似ていることからサナダムシと呼ばれていることからこの呼び名になったようですが、このサナダムシに感染し食中毒を起こすことも多くあると聞きます。
サナダムシでの感染症は意外と症状が軽いために無視されることと、症状の発現が遅くて、何を食べたことによって感染したのか原因となる食品を特定することが難しいのだとか・・・。
サナダムシは、魚を食べて感染するパターンと、豚肉や牛肉を食べて感染するパターンとどうやら大きく2つのグループに分かれるようです。
サナダムシは前述のように症状が軽いために、感染しているかどうかがはなかなか判断がつかないようですが、サナダムシが寄生する肉や魚を食べてから約2~3週間後に肛門からきしめん状の虫が垂れ下がってきて初めて気が付くことも多いとか・・・。
しかも、成虫の長さ(体長)は10Mを超えるとか・・・( ゚Д゚)ホントに考えただけでおぞましくないですか?虫が体内からでてくるんですよ?ホラー映画さながらだと思いませんか?
どうやったらサナダムシの感染を防げるのか?
結論から言いますと、食品は必ず加熱調理し、中まで熱が通るようにするという事です。
サナダムシの幼虫は冷蔵では死なないので感染リスクがあるとのこと。
国立感染症研究所寄生動物部の山崎浩さんによると『サナダムシに感染するのは、生や半生(加熱不十分)で食べた場合である。魚も肉も、よく焼いて食べれば問題ない。生食をする場合には、よく噛んで食べることで感染リスクを減らせる』とアドバイスされています。
大事なのは・・・
- よく加熱して食べる
- よく噛んで食べる
ということになります。
サナダムシが脳に寄生した実例
サナダムシが脳に寄生した実例は2例報告されています。アメリカ、ニューヨーク州と中国の2ヵ国です。
事例① アメリカ、ニューヨーク州・レイチェル・パルマの場合
<死んだ親族に電話をかけたり悪夢を見るなど異常な行動に悩まされるようになった原因は、脳に産み付けられた1個のサナダムシの卵だった>
脳腫瘍の疑いで手術を受けた女性の脳で見つかったのは、脳腫瘍ではなくサナダムシの卵だった──。
ニューヨーク州ミドルタウンに住むレイチェル・パルマ(42)は、2018年の前半ごろから奇妙な症状に悩まされていた。突然言葉が出なくなったり、既に他界した親族に電話をかけようとしたり、「恐ろしい悪夢」や幻覚、不眠にも悩まされるようになった、と彼女はNBCに語った。右手で何かを掴もうとしても落としてしまうという。
異変はエスカレートする一方で、「自分がどこにいるのか分からなくなる日もあった」と、彼女は言う。
何度か救急外来を受診した後にMRI検査を受けたところ、パルマの左大脳半球にビー玉ぐらいの大きさの病巣が見つかった。右利きの人の大部分はここに、言語や発話の機能をつかさどる中枢がある。
「がん」の疑いがあると言われ、パルマは「衝撃を受けた」と語った。脳腫瘍の可能性だけは、考えないようにしてきたからだ。
ウズラの卵のような塊が
だが2018年秋、病巣を除去する手術をしたところ、見つかったのは柔らかい腫瘍ではなく硬くて丸い塊だった。マウント・サイナイ病院(ニューヨーク)の神経外科医ラジ・シュリバスタバは、ウズラの卵のようだったと言っている。医師たちが硬い殻を切り開くと、中にはサナダムシの幼虫が入っていた。
マウント・サイナイ医学大学院の神経外科部門のチーフレジデント、ジョナサン・ラズーリ医師は、ニュース番組の取材にこう語った。「歓声や拍手が沸き起こった」
過去には、脳がサナダムシだらけになって死んだケースもあるが、パルマの場合は卵1個だけだった。
引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12273.php
このラズーリ医師のコメントには、『脳から寄生虫が見つかるのはとても珍しいケースだ。』と・・・。
そして、脳内にやはり異物があるとかなりの障害が見て取れるようになります。
今回の例は『卵』の状態で、しかも1個だけだったのですが、それでも異常は明らかに体に現れてきます。
これが、仮に『卵』が何個もあって、それが孵化していたらと思うと本当に怖いですよね!!
しかし、次の②の事例は頭の中で孵化してしまった中国の男性の例です。
事例② 中国人男性・ジュー・ジョンーファの場合
<頭痛やけいれん発作が続いたら、頭のなかに寄生虫がどっさりいるかも>
中国に住む43歳のジュー・ジョン-ファは、1カ月にわたってしつこい頭痛に悩まされ、病院を訪れた。医師たちがジューの脳を検査したところ、脳に数百匹のサナダムシがいた。
浙江省杭州市に住むこの男性は、頭痛とけいれん発作がたびたび起きて地元の診療所を訪れたが診断がつかなかった。次に訪れた浙江大学附属第一医院で脳のMRI検査を受けた、と「ニュース18」は伝えている。その結果、寄生虫と寄生虫による損傷が明らかになった。
ジューは、感染症専門医の治療を受けることになった。さらなる検査で、ジューの上半身のほかの部分にも多くの寄生虫がいることがわかった。
医師は動画情報サイト「梨視頻(Pear Video)」に対して、「患者の脳内に、複数の占拠性病変が認められる」と語った。「肺にも、胸腔内の筋肉にも、同様の病変が認められた」
生焼けの肉を食べた記憶があるかと問われたジューは、1カ月前に食べた火鍋があやしいかもしれないと話した。
引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13483.php
サナダムシは寄生すると大抵は腸に住み着くようですが、繁殖する際にはさらなる栄養素を求めて全身にいどうすることもあるようです。
ですから、脳内でサナダムシの卵がみつかってもおかしくないことになりますよね?
そして、恐るべきことにサナダムシは一生に5万個の卵を産むとか・・・。
幼虫になると、成長の過程で自身の周囲に保護嚢胞を作り、嚢胞が腐敗すると感染症を発症する。これが引き金で「けいれん発作」「頭痛」「人格変化」が生じることがあるという報告がされています。
さらに怖いのは、幼虫は薬で殺すことが出来るが、幼虫がいたことにより生じた損傷は直すことは出来ないということです。
そして、なにより感染しやすいのが、衛生施設が充実していない国へ旅行した際の食べ物からです。
とにかく肉や魚は中心まで日を通したり、24時間以上冷凍することで発症を防ぐことができるので、旅行に訪れる際も注意しましょうね!!
トップナイフ1話サナダムシの卵摘出で脳腫瘍ではなかった?寄生原因や実例のまとめ
💐1話ゲスト宅間家クランクアップ💐
このあと家族がどんな未来を歩むのか🧐難しいテーマです…なんてことも考えますが❗️写真の通り!現場は和気藹々と楽しくやっております❗️😊
2話も是非お楽しみに😉🖐#トップナイフ #天海祐希 #広瀬アリス #福士誠治 #堀内敬子 #二階堂智 #安光隆太郎 #田中里念 pic.twitter.com/z29dEgAZV3— 【公式】「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」 (@topknife_ntv) January 12, 2020
いかがでしたでしょうか?今回『トップナイフ』第1話では脳腫瘍の患者に寄生したサナダムシの卵が引き起こした人格の変化や家族の絆が描かれていましたね。
サナダムシが脳に与える影響は思ったよりも深刻なことも調べていくうちに分かりましたね!
じつは恐ろしいサナダムシ・・・。
サナダムシ寄生の報告例は現在日本ではほとんど報告されていませんが、衛生面の発達が遅れている国などではまだまだ感染のリスクはありそうです。
そういった地域に足を運ぶ場合は食べるものにも要注意ですね!!
しかし、サナダムシが障害で5万個も卵を産むとはビックリですし、考えただけでぞっとしますよね。
今回は『トップナイフ1話サナダムシの卵摘出で脳腫瘍ではなかった?寄生原因や実例も紹介』と題して紹介してきました。
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