前回まではリフォーム開始までにするべきことを書いてきました。
さぁ、いよいよリフォームがスタートしますね。
完成した時の事を考えると今からワクワクしてきますよね。
リフォームスタートから完成までにしなくてはならない事はまだまだたくさんあります。
そこで、今回は作業工程ごとに実際に私たちがしたことなどを書いてみました。
目次
家のリフォーム工事開始当日にすべき事はある?
リフォーム開始当日はハウスメーカーの現場監督さんや、実際に作業を行う方が現場に来られます。
(結構朝は早いです!8時前にはいつも作業の方が来ておられましたから…。)
開始当日は挨拶も兼ねて現場に足を運ぶようにしましょう。
出来れば、その日の飲み物やお菓子などの差入れも準備しておくといいと思います。
我が家の場合は、休憩してもらうスペース(屋根付きの車庫の中)に小さな冷蔵庫と電気湯沸かしポットを準備しておきました。
冷たい飲み物と、昼食にカップ麺やみそ汁などに使えるようにと思ったからです。
作業する方には屋根もあって雨風や日差しも凌げるし、冷たいものも温かいものも両方あるという事で好評でしたよ!
家のリフォーム工事の流れや注意ポイントを紹介
解体作業
我が家のリフォームはまず、解体作業から始まりました。
家全体の約8割を解体する予定でしたので、解体には約1週間の予定が組まれていました。
解体撤去作業には、危険も伴うのであまり作業中に近づくことはおススメしません。
私たちは仕事が終わってから現場を見に行くことにしていました。
もちろん、仕事の都合もあるので毎日とはいきませんが、進行状況を知る事はとても大切なことですから、出来るだけ家族の誰かが状況を把握するようにしていました。
新しくなる家にワクワクしながらも、住み慣れた我が家が壊されていくのはちょっと寂しい気持ちもしましたね。
基礎工事
解体作業が終わると本当に家の骨組みだけが残る状態でした。
床板をめくり、実際に家の基礎を確認してみたところ、やはり築65年も経つと基礎もきちんとしたものではなく、到底地震や風災害が起こった時には心配なものでした。
今回は湿気対策も兼ねて全面的に基礎部分を改良することにしました。
今まで湿気や寒さに悩まされた我が家の基礎部分は耐震にも優れた基礎に生まれ変わることになったのです。
現在の基礎部分は腐食にも強い素材が使われているのも長く住み続けるには安心なポイントですよね。
大工工事
基礎工事が済むと大工工事が始まります。
設計図をもとに柱の一部撤去や追加、補強などから始まります。
前の家では階段がかなり急で危険だったため、階段の角度や位置も変更したりとかなり間取りの変更もありました。
いったいどんな風になっていくのか楽しみで仕方がなく、このころは毎日会社帰りに進行状況を見に行ってましたね。
大工仕事が、工期の大半を占めます。
しかし、この期間がとても大切ですよ!出来るだけ工事の進行状況を確認して、気が付いたことはすぐに現場監督さんに伝えるようにしましょうね。
注意するポイント
作業状況を確認してみると、柱の位置が若干ずれていたり、高さが違っていたりする場合があります。
そんな時はすぐに現場監督さんに連絡を入れましょう!作業が進んでしまうと修正がきかなかったり、工期が延びることにもなりかねません。
遠慮なく言った方がいいと思います。
水まわり工事
リフォームがスタートすると同時くらいにシステムキッチン、洗面台、風呂、トイレなどを決定します。
これは本当に選ぶのが楽しかったです。
毎日使うものですから、妥協はいけませんよ!見積もり内でも自分の納得するものは選べます。
特にキッチンは一番使う人に合わせて選んだほうがいいですね。キッチンの高さはもちろん、調理器具から上についている換気扇の高さも使う人に合わせて選びましょう。
我が家の場合は、換気扇の位置を少し高くしてもらいました。
色も重要なポイントで、私は暗めが好きだったのですが、娘が選んだ水色のシステムキッチンが意外と落ち着いて、インテリアや床の色とマッチしてとても良い雰囲気に仕上がってます。
主人の身長が高いので、標準的な高さだと頭をぶつけちゃうんですよね!本当に細かいところまでチェックが必要だなと感じました。
風呂も浴槽が深いもの、半身浴が出来るように段差があるものなどいろいろとありますが、普段の入浴スタイルを考えて、リラックスできるものを選びましょう。
迷ったらとことん質問しても大丈夫ですよ!きちんとプロの方が答えて下さいます。
トイレも座った時の高さなども重要ですよ。
低くても高すぎても使い勝手はよくありません。
出来れば家族みんなで出かけて、実際に腰かけてみて納得する高さのものを選んでくださいね。
瓦工事(屋根工事)
我が家の屋根は瓦屋根で、私の住む地域では一般的ですね。
私が住んでいるところは積雪地帯なので、薄い材質の屋根では雪の重みに耐えることはできません。
今回は一般的な真っ黒な瓦ではなくオシャレなちょっと黒に近いグレーの瓦を選びました。
風合いもありますし、私は大好きです。
外壁工事
先ほども積雪があることは書きましたが、やはり外壁も積雪や汚れに強い素材を選びました。
ガルバリウム鋼板といわれる、昔でいうトタンですね。
今はとてもおしゃれな色もありますし、使う場所によって色分けして使うことも出来るので、2トーンの外壁もおしゃれですよ!
まとめ
いかがでしたか?今回はリフォーム工事がいよいよ始まり、大まかな家の状態が出来上がるところまでを紹介してみました。
やはり、一日一日変わっていくのを見ていると楽しいです。
自分の大切な家ですから、妥協はしてはいけませんよ。
現場監督さんや大工さんなど、大切な家を任せている方とのコミュニケーションも大切です。
足しげく通って色々と話をしましょう!ちょっとしたことなら本当に親切に対応してくださいますよ。
それではまた次回は内装などの事などを書いていきますね。