現在日本でも確実に感染が広がりを見せている新型コロナウイルスによる感染症。
2月3日から現在も横浜沖に停泊中のクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス号』では、2月17日に新たに日本人43人を含む99人の感染が確認され、日に日に感染者が増えている現状です。
このダイヤモンド・プリンセス号では検査を受けた1723人のうち計454人(うち日本人は212人)で、重症患者は20人になります。
一方で、日本国内でも感染経路の分からない患者の数も増えてきており、そのことがさらに不安をあおる状態となっています。
そんな新型コロナウイルスに万が一感染した場合の症状や治療法はどうなのかがとても気になりますよね?そして、予防方法についても正しく知られていないことが多いように見受けられます。
今回は『新型コロナウイルス感染の症状や治療方法は?手洗いだけで予防できるのかも調査』と題して分かる限りお伝えしていきたいと思いますので、最後までよろしくお付き合いください。
目次
新型コロナウイルス感染の症状や治療方法は?

新型コロナウイルスに関する情報は、まだまだ錯綜部分も多く、どうやったら感染してしまうのか?感染した時の症状やどこに相談すればよいのか?そして治療方法はどうなっているのか、徐々に感染経路が分からない患者も出はじめているとの報道を見ると不安になってしまいますね。
段階を追ってコロナウイルス感染について探っていきます。
新型コロナウイルスに感染した場合の症状は?
新型コロナウイルに感染した場合には次のような症状が現れる方が多いようです。
- 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く
- 強いだるさ(倦怠感)
- 息苦しさ(呼吸困難)
- 咳が続く
- 鼻水や筋肉痛
- 頭痛
- 下痢
- 喀血(咳と共に血が出る)
などの症状が見受けられ、重症になると急性呼吸促拍症候群(ARDS)や肺炎を発症して死亡することもあります。
一般的に初期症状は風邪をひいた時の症状に近いので、判断が遅れる場合があります。
感染が疑われる場合はどこの医療機関に行けばいい?
疑わしい症状がある場合に医療機関にすぐに行くのは、感染拡大にもつながる危険性がありますので、先ずは電話などによる問い合わせてみましょう!
かかりつけの医療機関がある場合はそちらに電話してみる。
分からない場合は最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせてみて下さい。
発熱や咳などの症状がある人については検査や診療を行う外来を設置している医療機関を案内してもらえます。
上記いづれの場合も受診を勧められた医療機関を受診するようにして、独自の判断で複数の医療機関を受診することは控えるようにしましょう!!
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置していますので、詳しくは下記のURLを参考にして問い合わせてみて下さいね。
帰国者・接触者相談センターに相談する目安はある?
- 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く(解熱剤を飲み続けなければならない状態)
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
- 高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの疾患がある人や透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤を用いている人で、上記の症状が2日以上続いている人
- 妊婦の人
検査方法は?
診断方法としてはインフルエンザの検査と同じように綿棒で喉を拭って採取した液体(咽頭ぬぐい液)で、核酸増幅法(PCR法など)でウイルス遺伝子の有無を確認し、ウイルス遺伝子が有りの場合は、疑似症として保健所に届け出後に地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査となります。
新型コロナウイルス感染の治療法は?
根本的な治療方法は残念ながらまだ確立しておらず、ワクチンの開発にも1年以上はかかるとの見通しです。
抗生物質についても、抗生物質は細菌感染症に治療効果はあるものの、ウイルス感染症に対して治療効果はなく、新型コロナウイルスにについては「ウイルス」であるために、抗生物質による予防効果や治療効果はないとしています。
WHO(世界保健機構)でも「抗生物質を予防または治療の手段として使用しないでください。」と強く指導しています。
じゃあ、効果のある薬はないの?と心配になるかもしれませんが、既存の薬が効く可能性はあります。
例えば、「エボラ出血熱」のために開発された抗ウイルス薬や「抗HIV薬」、「抗マラリア薬」など、各国がコロナウイルスによる感染症治療のための臨床試験を行っています。
早く治療に有効なワクチンの開発が進んでくれることを願うばかりです。
新型コロナウイルスは手洗いだけで予防できる?
zeroありがとうございました😌
新型コロナウイルスの感染拡大で
心配もありますが、最後の有働さんと翔さんの掛け合いのお陰で癒されました😊✨
教えてもらった手洗い・うがい。
ちゃんと実践して乗り越えます🙆
今晩も美味しいお酒を飲んで心と
体をゆっくり休めてください🤗💕#newszero#櫻井翔 pic.twitter.com/eVLr7XxOZA— ∽*ショコラ*∽(5人が大好きです) (@chocolat_mix) February 17, 2020
新型コロナウイルスの感染症対策として「手洗い」があげられますが、手洗いのみで感染を防ぐことは出来るのでしょうか?
正直なところ「手洗い」だけでは心配です。
インフルエンザの予防方法と同じく、手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットなどの感染対策もしたほうがよさそうです。
手洗い・手指消毒
こまめに石鹸と流水での手洗い、またはアルコール手指消毒剤での手指の消毒を行って、手を清潔に保つことが重要です。
石鹸と流水での日常的な手洗いでは落としきれないウイルスや細菌除去のためにアルコール手指消毒剤を併用することはとても有効です。
この機会にしっかりと手洗いの習慣をつけるようにしましょうね!!

マスクの効果は?
マスクは咳やくしゃみによる飛沫に含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。
予防用にマスクを着用することは、混み合った場所(屋内や乗り物など歓喜が不十分な場所)では一つの予防策と考えても良いのですが、屋外などは相当混み合った場所でない限り、マスクを着用しても効果はあまり認められていません。

新型コロナウイルス感染の症状や治療方法や予防についてのまとめ
新型コロナウイルスを含む感染症対策ぬ基本は手洗いと咳エチケット❣️
こまめな手洗いで感染症を予防しようあわ💭💭💭 pic.twitter.com/UCBzbu412n— 新宿あわわ【公式】2/16ゆげじい提灯行列ゴール記念イベント(MC中野向日葵) (@sinjukuawawa) February 17, 2020
いかがでしたでしょうか?今回は『新型コロナウイルス感染の症状や治療方法は?手洗いだけで予防できるのかも調査』と題してかいてみました。
現在もマスクやアルコール消毒剤などの品切れ状態は続いています。
そんな中で日に日に増える感染者情報に過敏になっている人もおおいのではないでしょうか?
日々の予防にはやはり手洗いや咳エチケットの徹底が必要です。手洗いをまずしっかりと習慣づけていくようにしましょう。
万が一にも体調がおもわしく無いと思ったら、早めに相談窓口に連絡して指示を仰ぐように心がけましょう。
あまり過敏になりすぎず、日々の予防からはじめましょう!!
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